首都圏反原発連合は3日夜、首相官邸前抗議行動をおこないました。毎週金曜日の抗議行動は、今回で120回目。臨時国会でも原発推進を表明した安倍晋三首相に対し、参加者から「国民多数の声は原発ゼロ、再稼働反対だ。たたかいを盛り上げていく」との声が上がりました。
吉良・笠井両議員が参加
日本共産党の笠井亮衆院議員と吉良よし子参院議員は3日、官邸前抗議行動に参加して、国会正門前でスピーチしました。吉良議員は、「安倍首相は、『被災者の心に寄り添う』といいますが、原発はいらないの声を聞いていない。国会のなかでこの声をぶつけていきます」と発言しました。笠井議員は、「鹿児島の川内(せんだい)原発再稼働反対の集会に参加してきました。7500人! すばらしい集会でした。安倍首相は聞く耳を持っていない」と指摘。「火山は怖い。専門家も噴火を予知できないといっているのに、原発を再稼働させようとするとはとんでもない」と強調しました。
(「しんぶん赤旗」2014年10月4日付より)
定例行動は全国で230カ所に <「しんぶん赤旗」調べ>
「しんぶん赤旗」が各地方総局、都道府県記者のネットワークを通じて調べたところ、毎月1回以上定例でとりくまれている抗議行動やデモ、宣伝活動は全国で230カ所にのぼるとのことです。2012年3月29日に首都圏反原発連合が首相官邸前抗議行動を開始し、その直後から大阪、名古屋、京都、北海道などで金曜日行動が始まりました。国民の行動は草の根でねばり強く続けられています。(〝原発なくせ〟全国各地の運動はコチラ)。
東京都内ではつぎのような行動がとりくまれています。(時間は開始時間)
- 首相官邸前と国会周辺(毎週金曜日午後6時)
- 御茶ノ水駅前や新宿駅前(毎月11日。時間はその都度)
- 世田谷区・尾山台駅前と九品仏駅前で交互に行動(毎月11日午後5時)
- 練馬区・練馬駅前(毎月11日午後6時)
- 足立区・北千住駅前(第1・第3金曜日午後5時半)
- 江戸川区・区内各駅前で順番に行動(毎月11日午後5時)
- 八王子市・船森公園(毎週金曜日午後6時)
- 八王子市・JR八王子駅北口(毎月11日午後1時)
- 町田市・鶴川駅前(毎月11日午前11時)
- 町田市・町田駅前(毎月11日午後1時)
- 日野市・高幡不動駅前(第3金曜日午後6時)
- 立川市・立川駅前(毎週金曜日午後6時)
- 調布市・調布駅前(毎月11日午前11時)
- 東大和市・東大和市駅前(第1・第3金曜日午後6時)
- 東村山市・久米川駅前(毎週金曜日午後6時)