安倍政権が12月10日の秘密保護法の施行にむけて、週明けにも政令と運用基準の閣議決定をねらうもとで10日夜、特定秘密保護法に反対する学生有志の会「SASPL(サスプル)」の呼びかけで緊急の首相官邸前抗議が行われました。学生や若者をはじめ550人余(主催者発表)が集まり、ドラムのリズムにあわせてコールし、怒りの声をあげました。
東京都練馬区から参加した男子学生(20)は、「憲法を否定する秘密保護法は反対です。私の周りの友人たちも関心を持ち始めています。施行期日までどんどん攻めていきたい」と語りました。
友人と一緒に参加した男子高校生(18)は、「秘密保護法はうさんくさいと思っていました。緊急行動を知って、ちゃんと反対しないといけないと思って参加しました。法律を廃止するまで声をあげたい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2014年10月11日付より)