衆院の解散・総選挙の動きが強まる中、宮本徹衆院東京ブロック比例候補はじめ、首都圏各地で日本共産党は13日、街頭宣伝を行い「安倍政権の暴走ストップを」と訴えました。東京都豊島区のJR池袋駅西口前では宮本候補が正午、マイクを握りました。
宮本候補は「民意に背く安倍政権の暴走に国民の審判を下す絶好のチャンスです」と切り出し、原発再稼働、沖縄・辺野古への新基地建設、労働者派遣法の改悪をおしすすめようとする政治を批判。
集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の強行にふれ、米国の戦争に第三者である日本の自衛隊を参戦させるものだと指摘。「憲法9条を守る正念場。戦争する国づくりを許さず、安倍政権を退陣に追い込もう」と呼びかけました。
4月の消費税8%への増税によって国内総生産(GDP)の実質成長率が東日本大震災を下回る年率でマイナス7.1%に落ち込み、国民の暮らしも日本経済も破壊されていると言及した宮本候補は、「政治が決断すべきは、増税の先送りではなく中止。暮らしを応援する政治に切り替えるため、国会で働かせてください」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2014年11月14日付より)