日本共産党の山下芳生書記局長は7日、東京都心2カ所で演説し、国会でブラック企業を実名で追及してきた党国会議員団の実績を示して、「1円の企業献金も受け取らないからこそ財界の圧力にビクともせず、若者とともにたたかえる。日本共産党をうんと伸ばして、人間らしく働ける雇用のルール、若者の意欲と能力を生かせる社会をつくろう」と呼びかけました。
正午の池袋駅前に続き、若者でにぎわう渋谷駅前。元日弁連会長の宇都宮健児氏が応援演説し、山下氏と固く握手しました(宇都宮健児氏の応援演説の内容はこちら)。
山下氏は、若者の2人に1人が正社員になれず、低賃金の使い捨て労働に苦しむ現状について「若者のせいではない。人間らしく働くルールを壊してきた政治の責任だ。こんな政治はみんなで変えよう」と強調。3年で新入社員の半数が辞めるユニクロなどブラック企業を実名で告発し、ソニーが震災復興に尽力した期間社員を雇い止めた問題でも、「一緒にたたかって職場復帰の後押しをしたのが党国会議員団です」と紹介すると、何度も拍手が送られました。
宮本徹比例候補は「私は若者を戦場に送らせない。『戦争する国づくり』をやめさせよう」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2014年12月8日付より)
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