暴走ストップ 熱い期待
14日投開票された総選挙で、日本共産党は公示前の8議席から21議席に躍進しました。首都圏の東京、南関東(神奈川、千葉、山梨の3県)、北関東(埼玉、群馬、栃木、茨城の4県)の3ブロックでも、比例代表で公示前3議席から8議席に2倍以上に伸ばしました。当選はできませんでしたが、小選挙区でも善戦・健闘しました。選挙結果を受けて、当選者や候補者は、公約実現に全力をあげるとともに、来春のいっせい地方選挙でも必ず躍進させたいと訴えました。
よっしゃいくぞ! 池内氏
15日午前0時28分、比例東京ブロック(定数17)で、笠井亮氏、宮本徹氏に続き、池内沙織氏の当選確実が報じられると、渋谷区の事務所でテレビ画面を見つめていた支持者や青年たちから、「やったー」「おーっ」といっせいに歓声と拍手がわきおこりました。
池内氏は、宮本氏や吉良よし子参院議員、若林義春党都委員長、事務所に集まった支持者らに囲まれ、握った拳をつきあげて喜びの声をあげました。
「これまで出会ってきた多くの人たちのお顔や、託して頂いた気持ち、そういうものがあふれてきました」と当選瞬間の思いを語った池内氏。
「託された声を、国会に届けたい。そして安倍暴走政治と対決する。よっしゃいくぞ!という気持ちです」と決意を語りました。
事務所で開票結果を見守っていた大学1年生の男性(18)は、「日本軍『慰安婦』の問題など歴史の事実に向き合わない自民党政治に嫌気がさします。おかしいことにはおかしいと主張する池内さんの姿を見てきたので、国会では安倍政権と堂々と対決してほしい」と期待をよせました。
(「しんぶん赤旗」2014年12月16日付より)