国民の食糧と健康を守る運動全国連絡会(全国食健連)は7日、新宿駅西口で新春行動をおこないました。「食と地方経済、医療破壊の環太平洋連携協定(TPP)交渉から撤退せよ。農協つぶしをやめ、農村再生の政治を実現しましょう」と呼びかけました。
TPPの危険な内容を知らせるリーフレットを静岡産のミカンとともに配布しました。
宣伝カーから、全労連、全農協労連、自治労連などの代表がマイクを握りました。安倍晋三首相が総選挙ではTPPを争点から隠す一方で、イギリスの雑誌インタビューで「選挙が終われば、農産物市場を開放するために力強く行動する」と答えていると紹介。4月に予定する安倍首相訪米時に〝譲歩の手土産〟させない運動を呼びかけました。いっせい地方選での農業再生、TPPに反対する政治勢力を増やす必要があると訴えました。
(「しんぶん赤旗」2015年1月8日付より)