安倍晋三政権が九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)や関西電力高浜原発(福井県高浜町)を突破口に、原発再稼働への動きを加速させるもと、首都圏反原発連合(反原連)は9日夜、今年最初の首相官邸前抗議行動を行いました。厳しい寒さのなか、参加した1600人(主催者発表)は、ドラムや鈴、拍子木などを打ち鳴らして「原発いらない」「すべての原発 再稼働反対」と声をあげました。
原発ゼロ実現を
池内・藤野・堀内各衆院議員、吉良参院議員がスピーチ
日本共産党の池内さおり、藤野保史、堀内照文各衆院議員、吉良よし子参院議員は9日、原発に反対する官邸前抗議行動に参加し、国会正門前でスピーチしました。
藤野議員は、「正月に福井県高浜町を視察した」とし、堀内議員は「関西電力に原発からの撤退などを求め、申し入れをしてきた」と活動を報告しました。
池内議員は「地鳴りのような大きな声で、安倍政権を追いつめ、原発ゼロを実現しよう」と強調。吉良議員は「国民は、原発再稼働を許していない。福島の切り捨てもさせない」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」1月10日付より)