首都圏反原発連合(反原連)は16日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。原発を再稼働した場合に交付金を配る新たな枠組みをつくるなど、安倍晋三政権は2015年度政府予算案で再稼働への動きを強めています。寒風が吹きつけるなか、1400人(主催者発表)の参加者は、「原発よりも命を守れ」「川内原発再稼働反対」と力いっぱいコールしました。
藤野、池内議員スピーチ
日本共産党の藤野保史、池内さおり両衆院議員が首相官邸前抗議行動に参加して、国会正門前でスピーチしました。
藤野議員はこの日、ふくしま復興共同センターがおこなった政府と東電との交渉に参加しました。「政府と東電は、営業損害に対する賠償を一方的に打ち切ろうとしています。絶対に許されません」と訴えました。
池内議員は、「安倍政権は経済界と一体となって原発再稼働に前のめりな姿勢を見せています。しかし、どの世論調査を見ても再稼働反対が国民の多数です。ご一緒に頑張りましょう」と語り、藤野氏とともに「再稼働反対」などとコールしました。
(「しんぶん赤旗」2015年1月17日付より)