“取り戻そう 賃金上がる わくわくを”
金属労働者が春闘行動

大幅賃上げをめざして開かれた金属労働者のつどい=28日、東京都内

大幅賃上げをめざして開かれた金属労働者のつどい
=28日、東京都内

春闘で、すべての仲間の賃上げと雇用の安定をめざし、JMIU(全日本金属情報機器労働組合)を中心とする金属労組懇談会は28日、東京都内で金属労働者のつどい東日本集会を開きました。1500人が参加し、集会後、青年組合員たちによるエイサー隊を先頭に、銀座をデモ行進しました。

主催者を代表してJMIUの生熊茂実委員長があいさつし、「春がくれば賃金が上がるという、わくわくする春闘を取り戻そう。消費税が8%になり、労働者は生活悪化を実感している。物価上昇以上の大幅賃上げが必要だ」と強調しました。安倍政権による「残業代ゼロ・過労死促進」「生涯ハケン・正社員ゼロ」の労働法制改悪を止めようと訴えました。

国民春闘共闘の小田川義和代表幹事(全労連議長)が来賓あいさつ。「ことしの春闘は、労働組合が攻勢にたっている」とのべ、「労働法制改悪反対とともに、二度と戦争に加担しないと決意した戦後労働運動の原点にかけて、安倍政権による『戦争する国』づくりを止めよう」と呼びかけました。

青年、地域、東京春闘共闘の代表が「大幅賃上げをめざしストライキを構えている」など春闘をたたかう決意を発言。JMIUいすゞ自動車支部や日本IBM支部、日本航空解雇撤回裁判原告団など争議組合が紹介され、激励しました。

(「しんぶん赤旗」2015年3月1日付より)

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