奨学金の会が2月27日、新宿駅西口で、教育無償化と給付制奨学金の創設を求める宣伝行動を行いました。20人余が参加し、1時間で90人の署名が寄せられました。
大学生や大学院生がつぎつぎにマイクを握って訴えました。「学費が払えず大学をやめたり、学費を稼ぐためにアルバイトで酷使されたりしています。授業に出ることができない友人がいます」「奨学金を借りて卒業した先輩は、長時間労働で体を壊し、退職させられました。アルバイトの収入だけではとても奨学金を返せず、今も苦しんでいます」
学生の訴えを聞いて署名した女性は、「息子も奨学金を借りている大学生です。とてもひとごとではありません」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2015年3月3日付より)