春闘で大幅賃上げを勝ちとろうと、東京港湾関係労働組合協議会は5日、東京湾で海上デモをおこない、船7隻が波しぶきをあげました。約100人が参加。「時給1000円以上実現!」「大企業は内部留保を賃金・下請単価にまわせ」と書いたのぼりや組合旗を掲げて、港湾労働者らにアピールしました。
出発集会であいさつした佐藤史生議長は、「労働法制の改悪や、『戦争する国づくり』を進める安倍政権の暴走を阻止するために奮闘したい」と表明しました。
共催した東京春闘共闘の松本秀典事務局長(東京地評副議長)は「春闘60年となることしは、実質賃金を大きく引き上げ、生活改善を勝ちとろう」と訴えました。
全労連の井上久事務局長は、「日本経済を再生するためにも賃上げと安定雇用が求められている。徹底的にたたかおう」と呼びかけました。
日本共産党のあぜ上三和子都議があいさつしました。
(「しんぶん赤旗」2015年3月6日付より)