「9の日行動」憲法共同センター
全労連や新日本婦人の会など10団体でつくる憲法共同センターは9日、「戦争する国づくり」反対、憲法9条を暮らしに生かすことを求める「9の日大行動」を全国で取り組みました。東京・JR新宿駅前でおこなった宣伝・署名行動では、小雨が降るなか、足を止めて宣伝カーの訴えを聞く女性や参加者と対話をする人の姿が目立ちました。
「戦後70年間、日本は一度も戦争をしてこなかった。これが一番誇れること」。署名に応じていた男性(70)=東京都目黒区=は話します。「どこかの国と紛争がおこっても話し合いで解決する。絶対に戦争はしてはいけない」
立ち止まって話を聞いていた、買い物帰りの女性2人は「安倍政権になってから、日本は戦争をするのではないかと心配です」と口をそろえます。
参加者と1時間以上対話していた都内の大学に通う男性(22)は「憲法9条は大切だし、集団的自衛権の行使は良くないと思う。その他の問題でも、自民党のやり方には疑問があります」と語りました。
あいさつした日本共産党の大平喜信衆院議員は「集団的自衛権行使を容認する『閣議決定』は撤回せよ、法制化は許すな、この声をご一緒に広げていきましょう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」3月10付より)