第46回重税反対全国統一行動(同実行委員会)が13日を中心に全国約550カ所、13万5000人の参加で取り組まれました。安倍首相が2017年4月に強行しようとしている消費税10%への増税反対などを掲げ、集会、デモ、税務署への集団申告など多彩な行動がくり広げられました。
ことしのメーンスローガンは「消費税増税中止をはじめ、いのち・暮らしを守る要求を結集し、重税反対、民主的税制・税務行政の実現へ全国民が声を上げよう」です。
東京都葛(かつ)飾(しか)区の渋江公園で開かれた「重税反対葛飾区民集会」には、「つぶされてたまるか!」と書いたゼッケンをつけた中小業者、労働者ら約200人が参加。「消費税増税は中止せよ」とシュプレヒコールを上げながらデモ行進しました。
のぼりを持ってデモ行進した男性(36)は、両親と一緒に、扉やサッシなどを取りつける会社を営んでいます。「値下げを求められ、仕入れ以下の値段で仕事を受けざるを得ないこともある。大企業ばかりをもうけさせ、格差を広げる経済政策はやめるべきだ」
(「しんぶん赤旗」2015年3月14日付より)