どの分野でも暴走を加速させている安倍政権を打倒し、民主主義をとり戻そう―。22日に東京都内でおこなわれる「安倍政権NO!☆0322大行動」について同実行委員会は16日、衆院第1議員会館で記者会見を行い、多数の参加を呼びかけました。
この大行動は、原発、解釈改憲、沖縄米軍新基地建設、秘密保護法、環太平洋連携協定(TPP)、消費税増税、社会保障改悪、雇用・労働法制改悪、農業・農協「改革」、ヘイトスピーチ(差別扇動行為)などに反対して運動を進めてきた人たちが、安倍政権打倒の一点で合流する初めての集会です。
首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフ氏は趣旨説明で、「それぞれの課題で安倍政権が共通の壁になっている。この政権に異議をとなえる行動です」とのべ、「多くの人たちに参加していただき、政府に大きな圧力をかけていきたい」と語りました。
記者会見では、安倍政権の問題点を11人が発言。「安倍政権は、沖縄で示されている民意を無視して米軍新基地建設を強行しようとしている。だから、この政権の姿勢にノーといわなければならない」(自由と民主主義の学生緊急行動=ex―SASPL(サスプル)の平良海舟(たいらかいしゅう)氏)などと語りました。
当日は、午後1時から日比谷野外音楽堂で大集会が行われ、午後2時から巨大請願デモと国会大包囲行動が同時におこなわれます。
同実行委員会は、反原連、原発をなくす全国連絡会、NPO法人アジア太平洋資料センターが事務局となり、さまざまな分野で運動している多くの団体などが参加、賛同しています。
詳報はこちら(赤旗記事へリンク)
(「しんぶん赤旗」2015年3月17日付より)