憲法守る思い託して
小池氏が演説
東京都国分寺市で28日夜、日本共産党の小池晃副委員長・参院議員を迎えて演説会が開かれました。同市議選(4月19日告示、26日投票)に立候補する幸野おさむ、岡部ひろあき、中山ごうの3市議も決意を述べました。
小池氏は、安倍晋三首相をはじめ、過去の侵略戦争を正当化する〝靖国派〟の改憲勢力が、憲法9条を破壊する「戦争する国づくり」を進めていると批判。過去への真摯(しんし)な反省なしに、アジア、世界から信頼を得ることできないと指摘しました。
そのうえで、共産党が、国会論戦で安倍政権の「戦争立法」の危険性を浮き彫りにする一方で、アジアとの「和解と友好」に向けた5つの提案をしたことを紹介。いっせい地方選での「共産党の躍進で『戦争立法』にストップをかけよう」と訴えました。
市政の問題で、小池氏は、国分寺祭りから9条の会などを排除しようとしているのも、改憲右翼団体「日本会議」所属の市議だと指摘。憲法守れの声を30代の3候補に託して「日本共産党への一票を平和の思いを込めて広げていただきたい」と訴えました。
3市議は大型開発偏重の市政を批判。認可保育園や特養ホーム増設など実績や政策を語りました。
(「しんぶん赤旗」2015年3月31日付より)