「安倍暴走政治に審判を」
日本共産党の小池晃副院長・参院議員は13日、東京都品川区で街頭に立ち、「いよいよいっせい地方選の後半戦が始まります。共産党の躍進で、戦争への道をとめよう」と呼びかけました。強風と雨のなか、集まった聴衆から「そうだ」「がんばろう」の掛け声と拍手が上がりました。
小池氏は、12日投開票された道府県議選で、空白を克服し、すべての議会で共産党の議席を獲得した結果を「日本共産党の歴史で初めてのことです」と紹介。「都議選で始まった共産党の躍進が参院選、総選挙とつながり、さらにこの東京での選挙で決定的なものにしよう」と訴えました。
小池氏は、安倍政権がすすめる「戦争できる国づくり」や、消費税増税と社会保障の切り捨てを強行していることを批判。「“自共対決”の選挙、今度は東京の番です。品川では7人全員の当選で、安倍暴走政治に審判を下し、暮らし・福祉優先に区政の流れを変えよう」と強調しました。
共産党は、品川区議選(19日告示、26日投票)で5議席から7議席への議席増に挑みます。
街頭演説では、南恵子、いいぬま雅子、鈴木ひろ子、安藤たい作、のだて稔史の各区議候補が決意表明。南区議団長が「住民の暮らしを支える区政に変えるため、7人全員を区議会に押し上げてください」と語りました。
この日は、吉良よし子参院議員も新宿区で訴えました。
(「しんぶん赤旗」2015年4月14日付より)