新宿区議選(定数38、立候補52人)で、日本共産党の雨宮たけひこ(67)、近藤なつ子(48)、佐藤佳一(56)、沢田あゆみ(49)、田中のりひで(62)、川村のりあき(43)、あべ早苗(61)、あざみ民栄(45)=以上現=、藤原たけき(44)=新=の区議候補9人は、区内各地で第一声を上げ、前回からの1議席増へ力を込めて支援を呼びかけました。
各候補は、新宿駅前再開発などに税金を注ぐ一方で国保料や介護保険利用料の値上げをもくろむ現区政と、賛成してきた自民、公明、民主を批判。「国保料の負担軽減など、くらしと平和を守る願いを共産党に託してください」と訴えました。
池内さおり衆院議員の応援を受け、山吹町内で第一声を上げた藤原候補は「中小業者にかかる国保料など負担軽減、ブラック企業に泣き寝入りしない新宿区をつくります」と決意表明しました。
曙橋駅前では、あざみ候補が演説。聞いていた男性(70)は「子や孫のためにも、自分たちのためにも戦争する国には絶対させたくない」と話していました。
区議選は52人が争う多数激戦。前回9議席の自民は13人を擁立して増勢を図り、公明は9人、民主は4人を立て現有議席確保の構え。社民は現職1人、維新は新人1人が立候補しました。
(「しんぶん赤旗」2015年4月20日付より)