町村議選21日告示
大島町議選(定数14、26日投票)で日本共産党は、現職の橋本ひろゆき、小池しょう、時得孝良町議からバトンタッチする新人の山田ただたかの3候補が現有3議席の絶対確保をめざします。
共産党町議団は2013年10月の台風26号による土砂災害からの復興と町民要求実現に力を注いできました。
国の住宅再建支援対象は、全壊か大規模半壊の居宅だけで半壊や床上浸水は対象外。共産党町議団は、町独自に支援対象と支援内容の拡充などを要求。党の提案や、住民参加型の「復興町民会議」での議論を受け、川島理史町政は、全国からの義援金を被災者に手厚く配分し、さらに、第1次支援では住宅や店舗を新築・購入する際は上限300万円まで、修繕する際も上限100万円まで補助することを決めました。
共産党町議団は今年3月議会の一般質問で、第2次支援として住宅ローンの利子への補助と、既存道路から個人宅の敷地までの道路工事、水道工事への補助を提案しました。
このほか、防災行政無線の戸別受信機の全戸無料貸与やデマンド型循環バス、小中学校の普通教室へのエアコン設置などを実現してきました。
町議選は定数14に18人が立つ見込み。
共産党3候補は▽子どもの医療費無料を高校生まで拡充▽農林水産業、観光業の後継者育成支援▽キョン、サルなどの鳥獣害対策強化▽住宅リフォーム助成制度の創設▽国保・介護保険料の負担軽減―などを重点政策に掲げます。
大島町では第2次世界大戦で約180人が帰らぬ人になり、戦後は、GHQにより一時日本の行政から分離されたこともありました。
共産党3候補は「平和と大島の発展は切り離せない。二度と戦争をしないと誓う日本国憲法は大島にとっても宝。町議選で、戦争への道を止める意思を示しましょう」と訴えています。
(「しんぶん赤旗」2015年4月21日付より)
大島町議選の候補者の紹介はこちら