日本共産党が1議席増の6人全員当選をめざす東京都練馬区議選(定数50、立候補70人)は、20人はみ出しの激戦です。
2014年4月の区議補選で当選した、共産党の、やくし辰哉候補(27)は23日、まだ薄暗い朝4時半の始発から西武池袋線の大泉学園駅頭に立ちました。後援会員らとともに、「私と同じ若い仲間を二度と戦場には送りたくありません。安倍政権の『戦争立法』づくりを共産党6議席で確実にストップさせましょう」と通勤途中の有権者に声をかけ、ビラを配りました。松村友昭都議も訴えました。
同日には、自民党3候補や「市民の声ねりま」、無所属候補ら6候補が6時には駅頭に立ち、有権者に声をかけたり手を振ったりしました。しかし、「戦争立法」の問題にふれる候補者は、やくし候補以外にいませんでした。
いっしょに宣伝した男性(76)は、「『戦争立法』には反対。自民党には頼れないから共産党しかない」などの励ましも受けています。
同区議選で、自民党も議席増をめざしており、〝自共対決〟を軸にし一票、一票を争う選挙になっています。
(「しんぶん赤旗」2015年4月24日付より)