最多は大阪287カ所/内閣府
内閣府が8日に発表した認定こども園の数(4月1日時点)は、全体では2,836カ所と前年比で倍増しましたが、都道府県で唯一、東京では減少しました。
これまで兵庫県が118カ所で最多でしたが、大阪が287カ所に増えて最多になりました。兵庫230、茨城164、青森158、静岡120、北海道109と続いています。一方、10カ所に満たないところも2県(三重、沖縄)ありました。
新制度で国は、直接契約の拡大を狙い、認定こども園に移行するよう促してきました。大阪は51カ所から約5.6倍に増加。香川は1から13カ所、京都は2から13カ所へと広がりました。
一方、新制度への移行によって一部で減収となることが分かり、認定を返上したところが全国で128カ所も出ました。東京では103から93に減少。減ったのは東京だけでした。
(「しんぶん赤旗」2015年5月11日付より)