小池氏が応援
東京都足立区の区長選と区議選(定数45)が10日告示(17日投票)されました。区長選には、「足立革新区政をつくる会」の斉藤まりこ区長候補(40)=無・新、日本共産党推薦=が立候補し、区議選には、共産党の8候補が1議席増の全員当選をめざして第一声をあげました。共産党の小池晃副委員長・参院議員が応援に駆けつけました。
区長選は、斉藤氏と現職の近藤弥生氏(56)=無、自民・公明・連合推薦=の一騎打ちとなりました。
斉藤氏は「子どもが健やかに成長する環境づくりをおざなりにする区政を転換し、認可保育園のさらなる増設や少人数学級を実現します」と述べました。
区議選は、共産党の、針谷みきお(64)、ぬかが和子(51)、鈴木けんいち(59)、浅子けい子(63)、はたの昭彦(52)=以上現=、西の原えみ子(55)、山中ちえ子(46)、あさひ将(26)=以上新=の8候補をはじめ55人が立候補。議席増をめざす共産党と自民党の対決を軸に10人はみ出しの激戦となりました。
共産党の各区議候補は「憲法守れの願いを託してください」「区のためこみ金の一部を使って保育料・国保料などの引き下げを」などと訴えました。
応援演説で、小池氏は、現区政が区内在住の青年の名簿を自衛隊に閲覧させた問題に触れ「安倍政権の『戦争する国』づくりに協力する区長、区議を許すわけにはいかない」と力説。斉藤区長候補と共産党の8区議候補の全員当選で「足立から『戦争する国』づくりにストップをかけよう」と呼びかけました。
自公民などの「オール与党」が支える現区政を「区民負担増、区民サービス切り捨てに走ってきた」と批判。現区政と対決し、区民とともに認可保育園や特養ホームの増設を実現してきた共産党区議団の実績を紹介し「議席を増やし、区民に冷たい区政を変えよう」と訴えました。
吉良よし子参院議員、宮本徹衆院議員、大島よしえ都議も応援に入りました。
(「しんぶん赤旗」2015年5月11日付より)