戦争法案の審議入りが強行された26日正午、国会論戦と結んだ運動で必ず廃案に追い込もうと、緊急の抗議行動が衆院第2議員会館前でおこなわれました。「戦争できる 法律いらない」とのコールが何回も国会をつつみました。
「若者を戦場におくるな」などと書かれたプラカードや、うちわを持った900人(主催する「総がかり行動実行委員会」発表)が駆けつけました。「国民の声に耳を貸さない安倍首相を見ていたら、いてもたってもいられなくなった」というのは、奈良から新幹線で夫と一緒に参加した女性(62)です。「戦争を望む国民なんか一人もいません。いったいどこを向いて政治をしているのか」
「ポツダム宣言読め」と書いたプラカードを持っていたのは、横浜市からきた男性(45)です。「安倍首相の憲法を無視する姿勢は許せない。自ら進んで、国民を危険に巻き込むような首相は早く辞めてほしい」
日本共産党の堀内照文衆院議員が、「国会内外での共同を広げに広げ廃案に。全力で頑張りましょう」と呼びかけました。
糸数慶子参院議員、民主、社民の議員もあいさつしました。
(「しんぶん赤旗」2015年5月27日付より)