日本共産党東京都委員会は4日、雨の新宿駅西口で「戦争法案阻止」を訴えました。
“戦争法案阻止仕様”にリニューアルした宣伝カーもお目見えし、「ストップ戦争法案」の横断幕やノボリが林立するなか、宮本徹衆院議員と田村智子参院議員、里吉ゆみ、松村友昭、植木こうじ、大山とも子の4都議、4人の弁護士らがマイクを握りました。
宮本氏は、戦争法案について「審議すればするほど、憲法違反の姿が明らかになっています」と指摘。「これほど多くの国民に『違憲』と評価された法案があったでしょうか。国民の圧倒的多数の声を集めて廃案を」と呼びかけました。
里吉氏は、元米海兵隊員が「アメリカの子どもは戦後を知らない。常に身近に戦争があった。日本の子どもは70年間、戦争を知らない。9条こそ希望」と話したことを紹介。戦争法案阻止のため、党派を超えた共同を広げていく決意を語りました。
悪天候の中、多くの市民が足を止めました。「お茶していたら、ツイッターで宣伝を知った」という女性(48)は「来年18歳で選挙権を手にする高2の娘は、テレビに映る安倍首相が『怖い』といいます。戦争法案は皮膚感覚でダメです。ママ友も誰一人“いいね”といいません」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2015年7月6日付より)