千代田区で3日、区議かいの日本共産党、民主党、諸派の超党派議員有志の呼びかけで、「憲法違反の『戦争法案』は廃案・撤回を!」リレートークとパレードが取り組まれ、区議や労働組合、市民団体のメンバーや個人らのべ140人が参加しました。
リレートークでは、呼びかけ人の飯島和子、牛尾耕二郎、木村正明(以上共産)、岩佐りょう子(民主)、寺沢文子、小枝すみ子(以上無所属)の6区議と、千代田区春闘共闘委員会の小林秀治議長、中部全労協の青柳義則議長、大学教授ら24人が次々と訴えました。
牛尾区議は「私には5歳と2歳の子どもがいます。子どもたちの世代に『戦争できる国』を残すわけにはいきません」と強調。与党が法案の衆院通過を狙っているもとで、「今国会での『戦争法案』成立は許さない」の一点で共同を、より一層広げていくことを呼びかけました。
寺沢区議は「戦争法案にそれぞれの立場からできる形でノーを突きつけよう」と訴えました。
大学教授は「圧倒的多数の法学者は戦争法案を違憲だと考えています。若者を戦場に送らないためにもがんばりましょう」と訴えました。
リレートーク後に参加者は「戦争法案絶対反対」「憲法9条守ろう」と訴えて、雨の中を行進しました。
今回のリレートークに参加した会派は1日、区議会に「『安全保障保関連法案』の廃案を求める意見書」を共同提案しましたが、自民・公明などが反対し、否決されました。
(「しんぶん赤旗」2015年7月7日付より)