国会議員 駆けある記
宮本 徹 衆院議員
この1ヶ月あまり、安保法制の特別委員会中心の活動です。これまでに出席したどの委員会よりも、激しいたたかいの場になっています。私の質疑中も、与党議員から多くのヤジが飛んできますが、野党議員からの「いい質問だ」の声援にも励まされながら、闘志を燃やして質問しています。
議論すればするほど、いよいよ政府の答弁が苦しくなっていることを感じます。
「世界中に掃海艇があるのだから、ホルムズ海峡の機雷掃海は『他に適当な手段ない場合』という要件を満たさないではないか」「B国の給油をうけたA国の戦闘機が日本を爆撃したらA国とB国は一体だと思わないのか」。こうした質問に、政府がまともに答弁できず、与党議員も含めて「野党質問にやられた」という雰囲気が委員会室に覆うこともしばしばです。
法案には、戦争放棄・戦力不保持・交戦権否認の憲法のもとでは決してできないはずの海外での武力行使を大きく拡大するという根本矛盾があるので、へ理屈ではごまかせないということです。
違憲の戦争法案を必ず廃案へ、国会内外で全力をつくします。
(「しんぶん赤旗」2015年7月11日付より)