2016年の参院選東京選挙区(改選数6)に立候補を表明した、日本共産党の山添拓候補(30)=新=は5日、都庁で開いた記者会見で、安倍政権の暴走を止め、憲法を守り暮らしに生かすために奮闘する決意を語りました。
若手弁護士として憲法を守り、戦争法案に反対する運動に携わってきた山添候補は、来年の参院選で自民党、公明党が議席を増やし、3分の2を占めれば、憲法改悪が具体的な日程にのぼり、海外で戦争する国づくり、社会保障の切り捨て、労働者の権利を奪うことになると指摘。「安倍政権は、基本的人権、国民主権、平和主義という憲法の三大原則の全てを破壊する政治をすすめている」と批判しました。
安倍政権が派遣法や労働基準法の改悪をねらっていることについて、「労働者の権利をないがしろにするもので、許されない」と指摘。集団的自衛権の行使に対し、全ての弁護士会が反対していると述べ、「若い世代の代表としても、弁護士としても、安倍政権の暴走を止め、社会を変えていく力になりたい」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2015年8月6日付より)