日本共産党東京都委員会は27日夕、新宿駅西口で戦争法案阻止を訴える署名と宣伝行動を行いました。田村智子参院議員・比例候補と山添拓参院東京選挙区候補(弁護士)がそろって訴えました。
田村氏は「テロや紛争は、戦争では解決しない。戦後70年間、憲法9条を守りぬいて、ただの1人も海外の戦場で殺し、殺されたことのない日本だからこそ、テロや紛争の平和的な解決のためにできることがあるはずだ。その可能性をすべてこわしてしまうのが戦争法案だ」と述べて、法案廃案へ共同の輪を広げようと訴えました。
山添氏は「安倍政権が暴走を進めようとするなかで、国民的な世論で戦争法案を廃案に追い込むことが求められている。私は、弁護士として、若い世代の代表として、その先頭に立ってたたかう」と決意表明。30日の「国会10万人・全国100万人大行動」を紹介して「30日は国会前に大勢で詰めかけて、安倍政権を震え上がらせ、退陣、戦争法案廃案に追い込みましょう」と力強く呼びかけました。
買い物帰りの30代女性は「誰もわが子を戦場に送りたいとは思わない。子どもたちを戦争から守ってあげられるのは、今の有権者だけだ」と語り、「来月に結婚を控えているので、署名できて良かった」と、恋人と2人で署名に応じました。
街頭演説では、曽根はじめ、かち佳代子、畔上三和子、大島よしえの4都議らもマイクを握りました。
(「しんぶん赤旗」2015年8月29日付より)