東京都大田区地区と町田地区はそれぞれ6日、池内さおり衆院議員を迎えた「集い」を開きました。池内氏は戦争法案の問題点や国会の状況、日本共産党の役割などを紹介。「集い」を通じて、大田地区では4人が入党し、町田地区では青年を党に迎えました。
目頭を押さえる人も【大田地区】
大田地区での「集い」には、110人が参加。かち佳代子都議も出席し、弁士を務めました。
池内氏はみずからの入党の経緯を紹介。学生時代、家族から入党を反対され、綱領を手に帰省し、家族で読み合わせして説得したエピソードには、目頭を押さえる人もいました。池内氏は「いまこそ、党に入って戦争法案を阻止しよう」と熱く訴えました。
「集い」には支部とつながりがある人が多数参加。「集い」終了後、個別に入党を訴えました。
金子悦子区議は30代の「赤旗」日刊紙読者の男性を迎えました。男性には難病を抱える家族がおり、看護士をつとめていた金子区議とは以前からの知り合いでした。池内氏の話に背中を押されて、入党を決意しました。
鵜の木支部は70代の男性を迎えています。男性は鵜の木支部の支部長と同じ職場で働いていた時期があります。4月の区議選前に30年ぶりに支部長と再開。選挙ではビラ配りなど積極的に協力してくれました。「集い」の前日には綱領と規約を渡しており、当日は「もう読んだよ」とのことでした。池内氏の話しを聞きながら、入党申込書に記入しました。
中小企業関係の職場支部は、会社から不当解雇された30代の男性を党に迎えました。男性は不当解雇撤回闘争のなかで「労働者を守る人たちがいるんだ」と党と労組を知り、組合の手伝いや戦争法案阻止の国会前集会にも参加。「集い」では池内氏の話しに感動し、支部のメンバーからの訴えに入党を快諾。男性は「パワハラや一方的な解雇、厳しい職場環境などに苦しむ労働者の力になりたい」と話しています。
黒沼良光区議も日曜版読者の70代の男性を迎えました。
青年に参加よびかけ【町田地区】
町田地区委員会での「集い」には41人が参加。そのうち11人が若い世代でした。「集い」に向けて地区常任委員会では「世代的継承」に向けた節目の取り組みをしようと、位置づけました。
党に入っていない民青同盟員に参加を働きかけ、地域支部、職場支部にもつながりを出し合おうとよびかけました。
相原支部や道芝支部では青年名簿をつくり始めています。「集い」に向けて総当たりを開始し、つながりをつくっています。党員や「赤旗」読者の子どもや孫にも参加をよびかけました。
当日は「集い」後の懇談で24歳の女性が入党を決意しました。
この女性は党員の娘です。地域活動にもかかわっており、その仲間にも党員がいます。入党を呼びかけたのは池川友一市議と青年支部、学生支部、山﨑団地568街区支部のメンバーです。
入党の訴えに、女性は「地域活動で子どもとかかわっているが、子どもたちの10年後の責任は私たちにある。池内さんの話で戦争法案の危険性がわかってよかった」と決意しました。
(「しんぶん赤旗」2015年9月9日付より)