国会議員駆けある記:池内さおり衆院議員

民主主義は止まらない

池内さおり衆院議員

池内さおり衆院議員

戦争法案廃案のため、全身全霊を尽くした9月。気が付けば風は涼しく、夏が過ぎゆく季節になっていた。最終盤、たたかいは明け方まで続き、いつ寝たのか、寝たと言っても常に頭は覚醒している感覚で、寝ても覚めてもたたかい続けている日々だった。
私の怒りは止まらない。19日未明、自民、公明など議席の多数で憲法違反の戦争法案は、法律として成立させられた。国会周辺では明け方までコールが続き、国会内にも力強く主権者の声が轟いていた。戦争法案に賛成票を投じた議員一人ひとりの耳にも、怒りの声は届いていたに違いない。
民主主義は止まらない。19日、まぶしいくらいに晴れ渡った空の下、4中総が開かれ「国民連合政府」が呼びかけられた。安倍政権に踏みにじられた立憲主義の傷を皆の力で癒していこう。寂しくはない。諦めも皆無。このたたかいで得たかけがえのない仲間、同志、歴史に生きた先輩たちが、共にたたかってくれている。
これからの日々、私はやるべきことを、心をこめて実践する。戦争につながる権力の暴走に、声を上げ続けよう!

(「しんぶん赤旗」2015年9月26日付より)

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