東京外環道東名ジャンクション予定地(東京都世田谷区)の工事について、日本共産党の宮本徹衆院議員は5日、現地を視察しました。吉良よし子参院議員秘書が同行しました。
同地では地下トンネルを掘削するためのシールド機が発進する立坑工事が終了し、現在、シールド機の組立ヤードの整備などが行われています。今後、工事現場近くを流れる野川の両岸に、土砂を仮置きする高さ18メートルの巨大なピットがつくられ、土砂を運び出すために運搬車両が1日24時間運行される計画です。現場からは古墳時代の横穴墓17基と副葬品などが発掘されています。
宮本氏は中日本高速道路株式会社の案内で視察。工事の進展状況や土砂の搬出・処分計画、遺跡群と道路の位置関係などをただし、遺跡については保存を求める声が広がっており、必要な措置をとるよう求めました。
(「しんぶん赤旗」2015年10月8日付より)