東京・品川で演説会
小池氏ら訴え
山添候補が決意
日本共産党東京都品川地区委員会は19日、区内で演説会を開き、小池晃参院議員・党副委員長と山添拓参院東京選挙区候補、白石たみお都議、南惠子区議団長が、戦争法廃止の国民連合政府の実現と来年の参院選、2年後の都議選の勝利を訴えました。
小池氏は、憲法違反の戦争法を強行可決した安倍政権を厳しく批判。「立憲主義、民主主義を取り戻す課題は、政策の違いを超えた最優先課題」であり、国民の期待にこたえるものだとして、国民連合政府をつくり、戦争法廃止へ立場の違いを超えた幅広い人々の共同を呼びかけ、この実現へ参院選比例850万票で田村智子参院議員をはじめ8人、東京選挙区で山添候補の勝利を訴えました。
暮らしの問題では、社会保障や労働者派遣法の改悪などアベノミクスが貧困と格差を国民に拡大している指摘。消費税10%への増税を断念に追い込み、ブラック企業をなくし、賃上げで景気回復をと訴えました。安全でおいしい国産食料という国民の願いに応えるため、TPP(環太平洋連携協定)からの撤退を主張しました。
山添氏は「自分の政治活動の原点は『二度と戦争させない』との思いだ」と戦争法廃止のたたかいの先頭に立つ決意を表明。弁護士としての経験を話し「働く人の人権を保障しない今の政治を変えるために、全力を尽くす」と述べました。
共産党への関心から参加した会社員(22)は「国民連合政府の提案は今までにないものだけど、自公の候補を倒すためには野党が共同しないといけないと思う。1人でも多く共産党議員を選挙で通したい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2015年10月21日付より)