日本共産党西多摩・青梅地区委員会は25日、東京都奥多摩町で演説会を開きました。小池晃政策委員長は、戦争法廃止をめざす国民連合政府の実現と、11月10日告示、15日投票の同町議選(定数12)での大沢ゆかり候補(49)=新=の必勝を訴えました。
小池氏は、国民連合政府提案について、マスコミ調査で「期待する」が38%に上ったことを紹介し、「安倍政権の支持率と変わらない。共産党を含む政権と自民党政権が競い合うのはかつてないこと」と指摘。同日午前に出演したNHK「日曜討論」で自民、公明両党の議員が共産党攻撃を行ったことにふれ、「自公はこの動きにおびえている。実現には紆余曲折あるかもしれないが、この道しかない」と力説しました。
前回の町議選で共産党が議席を失った同町議会では、戦争法案の撤回を求める意見書可決をとの陳情を全議員が反対して不採択としたことにふれ、「町民の声が届く町議会にするため、大沢さんへのご支援を広げてください」と訴えました。
大沢候補は国体で優勝2回の経験を持つなぎなたの演技を披露。「戦争はだめとの声を奥多摩から広げよう。町民バスや町独自の高齢者医療費助成制度を実現したい」と決意をのべました。
小池氏の演説を初めて聞いた女性は「戦争法や企業献金のことなど、小池さんのお話はわかりやすく、勉強になります」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2015年10月27日付より)