日本共産党の田村智子参院議員は10月31日、東京都墨田区の「安保関連法に反対するママの会@墨田」と戦争法廃止のための「国民連合政府」の提案について懇談しました。同会は、パレードや区議会への請願署名などに取り組んできました。
田村氏は、国会最終盤で、戦争法反対で野党が結束できたのは、国民の運動があったからだとのべ「国民連合政府実現のかぎは、国民はそれをやってほしいんだ、野党は結束を崩すなという国民の運動がどこまで広がるかです。さらなる大きな運動で政党を動かしてください」とよびかけました。
ママの会からは「民主党から、共産党と政権をつくるのは難しいという声もありますが」などの質問も。田村氏は「民主党にはいろいろな人がいますが、政党同士の話し合いで、一致点を探っていくことが大切。みなさんの運動が広がることで、野党共闘や政権交代も進みます」と答えました。
代表の女性は「『なんで安保法制に反対なんですか』と聞かれて『戦争がいやだから』と答えるだけでなく、その中に含まれている危険性とかをきちんと話ができるように、私たち自身の理解や勉強を深めてきました。話す対象を、いま全然興味のない人にも広げていくことが大事ですね」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2015年11月3日付より)