町民の声 届ける議席を

東京・奥多摩町議選

大沢氏が第一声

第一声をあげる大沢ゆかり候補=10日、東京都奥多摩町(「しんぶん赤旗」提供)

第一声をあげる大沢ゆかり候補
=10日、東京都奥多摩町
(「しんぶん赤旗」提供)

10日告示(15日投票)された東京都奥多摩町議選(定数12、立候補13人)で、日本共産党の大沢ゆかり候補(49)=新=は、空白となっている共産党議席の回復をめざし、第一声をあげました。
大沢氏は、3人の子どもの母親として「私の立候補を決意した原点は平和だ。子どもや若者を守るために今こそ声をあげよう」と戦争法の廃止を訴えました。
町政の問題では、近隣自治体でも行っている高齢者の医療費助成制度の実現を公約。町民の「足腰が悪くて出歩くのが大変」との声にこたえて、コミュニティーバスや安価なタクシーなどの外出支援策の充実を訴えました。
大沢氏は、戦争法の廃案を求める陳情を不採択にし、町の課題についてもほとんど取り上げない議会の現状を批判。町政をチェックし、町民の声が届く政治を実現すると語りました。
尾崎あや子都議が応援に駆けつけ、大沢氏が昨年の豪雪被害の支援に取り組んだことを紹介し「皆さんの声を届ける大沢さんを議会に送り出そう」と呼びかけました。
第一声を聞いた女性(63)は「坂道が多くて、なかなか出歩けない。地域の足の確保をぜひ頑張ってほしい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」2015年11月11日付より)

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