8日告示(15日投票)された東京都青梅市長選で、「住みよい青梅をつくる会」の斉藤光次候補(72)=無所属新、日本共産党推薦=は、「皆さんの声を生かす市政に転換しよう」と第一声をあげました。
市議として市政の問題解決に取り組んできた斉藤氏は、児童館が一つもないなど市民に冷たい現市政を批判。「大型開発優先から、市民のくらし、福祉優先の市政に切り替えます」と語り、予算の使い方を転換して学童クラブの施設改善や児童館の建設、コミュニティーバスなど交通支援の充実、青梅インターチェンジ周辺の再開発計画の撤回などを公約に掲げました。また「戦争法は何としても廃止にしなければならない」と述べました。
斉藤氏の応援に駆け付けた日本共産党の松村友昭都議は「戦争法と一体になった米軍横田基地へのオスプレイ配備に、青梅から審判を下そう」と呼びかけました。
親子で斉藤氏の訴えを聞いた女性(58)は「戦争法廃止を言っているのは斉藤さんだけ。戦争する国にしない市長がいい」。娘(28)は「児童館や学童クラブなどの政策に期待します。子どもが暮らしやすい青梅にしてほしい」と話しました。
市長選には斉藤氏のほか、元自民党市議の浜中啓一氏(63)、元生活の党参院議員秘書の宮崎太朗氏(35)が立候補しました。
(「しんぶん赤旗」2015年11月10日付より)