切実な願い 斉藤氏に

東京・青梅市長選挙  【15日投票】

平和・暮らし訴え

市政の転換を訴える斎藤光次市長候補(左から2人目)=12日、東京都青梅市(「しんぶん赤旗」提供)

市政の転換を訴える斎藤光次市長候補 (左から2人目)=12日、東京都 青梅市(「しんぶん赤旗」提供)

15日投票の東京都青梅市長選で「住みよい青梅をつくる会」の斉藤光次候補(72)=無新、日本共産党推薦=は「平和と憲法を守り、市民の願いを実現する市政に切り替えよう」と市内を回って訴えています。
斉藤氏は「憲法違反の戦争法は廃止し、平和と憲法9条を守ろう」と戦争法にも米軍横田基地へのオスプレイ配備にもきっぱり反対。現市政が計画する圏央道青梅インターチェンジ(IC)周辺の開発について「大型開発をやめて、都内最大の農地を守ろう」と計画撤回を表明しています。
市政の問題では、青梅市ではいまだゼロの児童館を設置し学童クラブの施設改善や交通不便地域へのコミュニティーバスの整備を公約。80億円になる市の積立金を生かして、国保税の値上げ中止や認可保育園の増設などを提案しています。
市長選は、斉藤氏のほかに、前市議会議長の浜中啓一氏(63)=自民、公明推薦、元生活の党参院議員秘書の宮崎太朗氏(35)が立候補。戦争法廃止や青梅ICの開発撤回を訴えているのは斉藤氏だけです。
斉藤氏のもとには、市民から「子どものためにも新しい保育所をつくって」「買い物や病院に行くのが大変。コミュニティーバスを実現して」など切実な声が寄せられています。
「つくる会」では宣伝と対話・支持拡大に全力をあげています。

(「しんぶん赤旗」2015年11月13日付より)

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