15日投開票された東京都奥多摩町議選(定数12)で、日本共産党の大沢ゆかり氏(49)は、町議選としては過去最高の得票率(10.49%)を獲得して3位で当選しました。前回の党候補の得票数194票(得票率4.68%)から182票伸ばしました。
選挙戦で、大沢氏は戦争法や中学校統廃合の問題など、町民の声を取り上げない町議会の現状を批判。「共産党議席の回復で、住民の声が届く町政に変えよう」と訴えて、戦争法の廃止や、高齢者医療費の助成制度や出歩けない人への交通支援策の実現を公約に掲げました。大沢氏の訴えに「介護など生活で困っていても、議会は何もしてくれない。共産党議員がいないとだめだ」と期待の声が寄せられました。当選を受けて大沢氏は「共産党の候補として胸を張って訴えることができました。公約の実現に向けて、全力で頑張ります」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2015年11月17日付より)