小池晃副委員長・参院議員があいさつ
在日米軍横田基地(東京都多摩地域)への米空軍特殊作戦機CV22オスプレイの配備撤回と戦争法廃止などを求める大集会が21日、福生(ふっさ)市内で開かれました。日本共産党の小池晃副委員長・参院議員があいさつしました。
「オスプレイ反対東京連絡会」が主催し、会場の多摩川緑地福生南公園には都内外から5000人以上が集結。「オスプレイ来るな!!」のプラカードをいっせいに掲げ、集会後、デモ行進しました。
主催者あいさつで、東京地評の森田稔議長は「横田でのたたかいを多摩から23区、オール東京へ、沖縄、横須賀など各地のたたかいと連帯しオール日本に広げ、根本にある戦争法の息の根を止めよう」と訴えました。
小池氏は、自衛隊が米軍とともに海外で戦争する拠点として横田基地が強化されている実態を、米軍の先制攻撃などを担うCV22オスプレイの配備と、自衛隊を米軍の指揮下に組み込む日米統合司令部設置の動きを中心に告発しました。
この中で小池氏は、米議会などがオスプレイの数々の欠陥を指摘していることを指摘。横田基地の周辺5市1町に51万人が住み、3キロ以内に学校30校以上など90以上の公共施設があることを紹介し、いまでも危険な横田基地が欠陥機オスプレイの配備でいっそう危険になると批判しました。
最後に小池氏は「横田へのオスプレイ配備も日米統合司令部設置も、戦争法の具体化そのもの。戦争法を廃止し、オスプレイ配備を撤回させよう」と力強く訴えました。
「しんぶん赤旗」2015年11月22日付より