都庁前に響く声
3団体が開会日行動
東京都議会第4回定例会が開会した1日、都民要求実現全都連絡会、東京都社会保障推進協議会、東京地方労働組合評議会の3団体は、都庁前で開会日行動に取り組みました。250人が集まり、「オリンピックに便乗した大型開発をやめろ」「オスプレイはいらない」と声をあげました。
東京地評の森田稔議長は、新国立競技場整備への出費や米軍横田基地のオスプレイ配備問題などで都民の声にこたえない舛添知事の姿勢を批判し「私たちの力で都政を変えるために奮闘しよう」と訴えました。
各団体の代表が発言。介護を良くする東京の会の相川和義氏は、介護報酬大幅引き下げの影響についてのアンケートに、回答した事業所の6割以上が収入減となる深刻な状況にあることを報告しました。
東京都障害児学校教職員組合の板原毅書記長は、障害児学校の教室が700以上も足りず、倉庫や廊下を使って授業をしている実態を話し「障害児学校をもっとたくさんつくってほしい」と訴えました。
東京平和委員会の岸本正人事務局長は、米軍横田基地へのCV22オスプレイの配備問題について「オスプレイの危険性をさらに伝え、配備反対の運動を広げよう」と語りました。
日本共産党都議団の尾崎あや子都議は、精神障害者に福祉手当を支給する条例案の提案など「都民の命、暮らし最優先の都政、安心して暮らせる東京の実現のために全力を尽くす」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2015年12月2付より)