武力によらぬテロ根絶の道こそ
日本共産党の田村智子参院議員・比例候補は29日、東京都日野市で開かれた戦争法廃止の「国民連合政府」を考えるつどいで講演し「戦争法廃止を求める国民の声を大きく広げ、参院選で共産党を前進させよう」と訴えました。
集会では、田村氏と中野あきと市議団長が講演し、山添拓参院東京選挙区候補(弁護士)がビデオメッセージを寄せました。
田村氏は「武力ではテロをなくせない」と強調。戦争法で米軍と一緒に中東の人に銃を向けるより、憲法9条に基づく日本独自の武力に寄らない解決策を模索することを訴えました。また、米軍横田基地へのCV22オスプレイ配備に絡んで、米軍と自衛隊の一体化を批判しました。
中野氏は、日野市でも保守系の団体や主教団体とも国民連合政府の提案について、率直で前向きな話し合いが進んでいることを語りました。
集会に参加した会社員(20代)は「日本は中東を一度も攻撃していない。テロや貧困をなくしていくためには話し合いが必要だ。戦争法でその可能性を破棄するのは許せない」と語りました。
(「しんぶん赤旗」2015年12月1日付より)