「しんぶん赤旗」に参院東京選挙区(改選数6)の「激選区レポート」が掲載されました。
「自公を少数に」
現場を駆け巡る
「これからの日本を担う世代の思いを政治に届けるために全力で頑張ります。安倍政権の暴走政治にストップをかけましょう」。山添拓参院東京選挙区候補(31)は、街頭宣伝、実態調査、運動の現場への参加と、連日都内を駆け巡っています。
18歳選挙権が始まるもとで「若者が希望を持てる社会をつくりたい」との思いを強くしています。若者の労働実態をつかもうと、この間、共産党都委員会、民青同盟都委員会、弁護士らとともに街頭調査を行ってきました。
この調査をもとに山添候補と党都委員会は、働き方の“ブラック度”がわかり、解決の展望を示すパンフを作成しました。「労働法制の改悪を狙う安倍政権との対決です。現行法の徹底と法改正で働きかを改善したい」
都民の切実な要求にこたえるため、去年12月の医療、介護、子育て分野に続き、1月には産業分野の調査で大田区の町工場を訪れました。仕事不足に悩む業者から「ぜひ国会で町工場を守る仕事を」との声が寄せられ、山添候補は「町工場の技術に光をあてた支援が必要。そのために、政治を転換させたい」と語りました。
東京電力福島第1原発事故の被害賠償を求める訴訟弁護団の一員でもある山添候補。毎週、金曜夜は寒風の中、国会前でマイクを握ります。
改選数が6に増える東京選挙区で、安倍政権を支える自民、公明は各1の現職が立候補を予定。自民はさらに2人目を擁立する構えです。民主党は2現職が議席死守に懸命。「日本を元気にする会」の現職が出馬する可能性もあり、有名人の擁立もマスコミで取り立たされるなど、大激戦とrなります。今夏の参院選は、山添候補が共産党の議席を獲得して、自公を2以下の少数に追い込むかどうかが最大の焦点です。
2013年の都議選と参院選から始まった国政・地方政治での共産党の躍進は、原発再稼働反対や戦争法廃止を求める世論と幅広い市民の運動のかつてない広がりを生み出す確かな力になりました。
共産党都委員会は今回の参院選で、比例第1党、選挙区での山添候補の勝利を実現するため、3月までが勝負と、宣伝と対話に全力をあげています。
「憲法を守る人」
安保関連法に反対するママの会@東京のメンバー(37)は「私たちは安保関連法の廃止を目指す全ての候補者を応援します。私たちの平和の絵本作りに最初にカンパをして、『だれの子どももころさせない』のバッジをつけてくださったのが山添さんです。学生時代から弱い人の立場で行動してこられたとお聞きしました。民主主義、平和主義を基礎とした憲法を守って下さると確信します」と期待を寄せています。
山添候補は「参院選は立憲主義、民主主義の回復が争点になります。戦争法廃止、戦争する国づくりを許すなの声を国会に届けるため、勝たせてください」と訴えています。
(「しんぶん赤旗」2016年2月8日付より 細川豊史記者)