東京・港区 山添候補ら共闘訴え
安保法制(戦争法)が施行された29日、同法をなんとしても廃止に追い込もうと、東京都港区のJR新橋駅SL広場で超党派の街頭署名宣伝が行われました。日本共産党の山添拓参院東京選挙区候補、民進党の海江田万里前衆院議員らが、戦争法廃止にむけ、国民と野党の広範な共闘を訴えました。主催は日本共産党、社民党、無所属で構成する「安保関連法を廃止する港区議会議員有志連絡会」。
山添候補は、全国各地で戦争法の廃止を求めて党派や立場の違いを超えた人々が立ち上がっていることにふれ「力を合わせて、戦争法を一度も発動させずに廃止させましょう。野党と国民の共闘で、自民・公明とその補完勢力を少数に追い込み、消費税増税や辺野古への新基地建設、原発再稼働などの問題でも、憲法と国民の声に基づいた政治を取り戻すため、全力をあげます」と訴えました。
中東地域に留学経験がある20代男性は「米国の戦争に加担する集団的自衛権が発動されたら、派遣される自衛隊も、日本に住む人々も危険にさらされる。野党が力を合わせて安倍政権を追いつめてほしい」と署名しました。
(「しんぶん赤旗」2016年3月30日付より)