多摩モノレール延伸どうなってる

国交省から宮本氏ら聞き取り

国土交通省から聞き取りを行う宮本徹衆院議員(左から2人目)ら=東京都千代田区)(「しんぶん赤旗」提供)

国土交通省から聞き取りを行う宮本徹衆院議員
(左から2人目)ら=東京都千代田区)(「し
んぶん赤旗」提供)

多摩都市モノレール(東京都東大和市上北台駅〜多摩市多摩センター駅間)の延伸について、日本共産党の宮本徹衆院議員、尾崎あや子都議、武蔵村山と町田の両市議団はこのほど、国土交通省から検討状況を聞き、課題をただしました。

東京圏の都市鉄道整備は、2014年から同省交通政策審議会の小委員会で検討がすすめられ、都は昨年、同モノレールの箱根ケ崎(瑞穂町)方面と町田方面への延伸など5路線を「優先的に検討すべき」とする見解を示しました。

宮本氏らは、審議会での検討状況や答申時期、関係地域の交通網の整備状況についての認識、都の見解に対する評価などに関して質問。尾崎都議や武蔵村山市議団は、同市内に鉄軌道がなく住民生活に不便が生じていることについて、町田市議団は、リニア新幹線との関係や新線整備の際の事業費負担に関して見解をただしました。

国交省の担当者は、小委員会で取りまとめに向けた議論が行われており、当初は年度内をめどにしたが難しい見通しと説明。都心方向だけでなく多摩地域相互間の移動をどう考えるかについて、「それぞれの地域の中でどう成長をはかるかは課題」とのべました。

(「しんぶん赤旗」2016年4月6日付より)

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