暮らし寄りそう区政に
東京・目黒区長選 小泉氏が第一声

第一声で訴える小泉候補と田村参院議員=10日、東京都目黒区

第一声で訴える小泉候補と田村参院議員=10日、東京都目黒区

10日告示された東京都目黒区長選(17日投票)で、「区政をただそう目黒プロジェクト」の小泉一候補(65)=無所属新、日本共産党推薦=が第一声をあげ、戦争法反対を表明し、「福祉の向上、暮らしに寄りそう区政に転換しよう」と訴えました。共産党の田村智子参院議員・比例候補、元足立区長の吉田万三氏らが応援に駆けつけました。

小泉氏は、目黒区では2年連続で認可保育園の待機児が1000人を超え、16年間特別養護老人ホームの建設ゼロの現状を「行政にとっての大きな欠陥だ」と批判。300億円を超える積立基金を活用して、「認可保育園、特養ホームの増設で、待機者ゼロを実現し、安心して暮らせる区政にしよう」と訴えました。

目黒区は住宅密集地域で、木造住宅も多い街だと述べ、大地震に備え、▽耐震工事の無料化復活▽全世帯への感震ブレーカーの普及▽老朽化した小中学校の改修―などの公約を訴えました。

田村氏は「公立保育園の増設と、戦争法廃止で安倍政治に物言う区政にするため、小泉一候補をなんとしても区長に送り出そう」と話し、小泉氏への支持をよびかけました。

区長選は現職の青木英二候補(61)=自民、公明、民進推薦=との一騎打ちです。

(「しんぶん赤旗」2016年4月12日付より)

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