日本共産党東京都委員会は12日、戦争法の廃止を求める2000万署名の国会提出行動を行いました。
山添拓参院東京選挙区候補をはじめ、都内各地から約70人が参加。署名10万9001人分を田村智子副委員長・参院議員(比例候補)、笠井亮、宮本徹、池内さおり各衆院議員、同席した小池晃書記局長と吉良よし子参院議員の秘書らに託しました。
田村氏は、安倍政権が戦争法について反論も説明もできないと批判。「戦争法廃止の連立政権をつくるために、草の根の運動を広げ、参院選では全力で頑張りたい」と決意表明しました。
笠井氏は「2000万署名の活動は、戦争法廃止、野党共闘の実現、安倍政権打倒の政治を変える力になっている」と述べました。
山添氏は、あらゆる面で国民の命と暮らしを踏みにじる安倍政権だけは許さないの声が大きくなっていると述べ、「署名を集め切り、戦争法廃止と安倍政権退陣のために頑張り抜こう」と訴えました。
参加者らが署名の取り組みを交流。目標を達成した西多摩青梅地区の井上たかし地区委員長(衆院東京25区候補)は「さまざまな取り組みで粘り強く活動してきた。集めるなかで署名をしてくれる人が増え、変化を確信を持って実感した。引き続き頑張りたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2016年5月13日付より)