23日、東京で開かれた日本共産党演説会では、田村智子副委員長・参院議員(比例候補)と山添拓東京選挙区候補が参院選の躍進・勝利への決意を訴えました。訴えの要旨を紹介します。
田村智子副委員長・参院議員(比例候補)の訴え
沖縄で女性が元米海兵隊員に尊厳を踏みにじられて命を奪われる事件が起きたことに怒りで体が震える思いです。女性は私の息子と同じ年齢です。1995年に米兵による少女暴行事件が起こり、沖縄を揺るがす運動が広がる中で生まれ育った彼女が、20年の時が過ぎてまた同じ苦しみを受けるとは、いったいこの20年間、日本政府は何をしてきたのでしょうか。
岸田文雄外相は、日米両政府は最善を尽くしてきたといいますが、それでも、こんな事件が起こるなら、米軍基地の存在そのものが問われなければなりません。米軍基地が日本を守るといいますが、女性たちが米軍から身を守らなければならないというのが、沖縄、日本の現実です。日米軍事同盟をおおもとから問い、日本から米軍基地の撤去をあきらめない日本共産党を大きく伸ばしてください。
この事件が起きて、戦争法を1日も早くなくさないといけないと決意を固めています。自衛隊が米軍との軍事行動をエスカレートさせかねません。命を守りたいと自衛隊に入った若者の心が壊されることがあってはなりません。行き詰まった自民党政治にかわる新しい政治を市民との共同でつくりましょう。