日本共産党の田村智子副委員長・参院議員(参院比例予定候補)は3日放映のインターネット番組「たむら智子の部屋」に出演し、JAL不当解雇撤回原告団客室乗務員原告団長の内田妙子さんと「空の安全を守る―JAL職場復帰を求めて」というテーマで対談しました。
内田さんは、2010年1月に経営破たんした日本航空に同年12月に不当解雇されて以来のたたかいをふりかえり、「会社には法律を守ってほしい。安全第一という経営方針のもとで人員を確保してほしい」とのべました。田村氏は「労働者と会社が対等に話し合えることを求めているんですね」と応じました。
争議団が資金確保のために販売しているゼリーをつまみながら、田村さんが持参したスリランカの紅茶で一息。サイコロで質問を選ぶコーナーで「いちばん辛かったことは」という質問が当たった内田さんは「同期(入社の同僚)が(マレーシアの)クアラルンプールの事故で亡くなったこと。もし事故が起これば多くの人命が失われるとたたき込まれてきましたが、本当に辛いことでした」とのべました。
内田さんは、こんどの参院選への期待として「憲法が生かされる政治にするための選挙を」と発言。それを受けて田村氏は「働く者の誇りを大切にする政治を」と書き込みました。
(「しんぶん赤旗」2016年6月5日付より)