問題山積 抜本的検討を
日本共産党東京都議団の大山とも子幹事長は31日、小池百合子知事が築地市場の豊洲移転を当面延期すると発表したことを受け、次の談話を発表しました。
小池知事が本日、豊洲新市場の11月7日開場について、当面延期し、安全性、ふくれあがった経費、情報公開の3点で検証することを表明しました。これは、市場関係者、消費者団体をはじめとした都民の大きな世論を受けたものであり、重要です。
今後、発がん性のあるベンゼンによる建物内の空気汚染がWHOのガイドラインを超えて検出されたことなど安全性に疑義がある土壌汚染問題、床の耐荷性能が低いと指摘されていること、市場関係業者の使い勝手が悪いことなど、山積する問題について、抜本的な検討をおこない、移転中止をふくめ最善の解決方法を選ぶことが求められます。
◇ この談話は都議団ホームページでもご覧になれます(こちら)
(「しんぶん赤旗」2016年9月1日付より)