演説会
小池書記局長が訴え
日本共産党の小池晃書記局長・参院議員は18日、東京都大田区で開かれた党演説会で、来年の都議選で大田区から藤田りょうこ、佐藤伸の両候補の当選を何としても勝ち取ろうと訴えました。
小池氏は、豊洲新市場(江東区)の土壌汚染問題で共産党都議団の追及が都政を動かし、連日メディアの注目を浴びていることを紹介。2020年東京五輪の費用の検証や保育園待機児の解消など、都民要求に沿った都議団の政策を「小池百合子知事も一部取り入れざるを得なくなっている」として、都議選で共産党を躍進させる重要性を語りました。
大田区で現職の、かち佳代子都議に代わり立候補する藤田、佐藤両候補について「佐藤さんは区議として9年、区に工場・商店の全数実態調査をさせ、提言をまとめた頼もしい即戦力。藤田さんは看護師として20年間患者さんに寄り添い、職場の労働環境改善にも力を尽くした行動力も体力も抜群の候補。何としても2人を都議会へ」と訴えました。
小池氏は、強行から19日で1年となる戦争法・安保法制は臨時国会でも大問題になるとして、戦争法廃止、改憲を許さない市民と野党共同をさらに幅広く発展させようと呼びかけました。
くらしの問題では、アベノミクスの失敗は「もはや明らかだ」と批判。「今こそ公平で公正な経済こそが必要だ」と述べました。
小池氏は「この歴史的な情勢のもとで、あなたが共産党に加わることが安倍政権の暴走を止め、戦争法を廃止し、国民連合政府をつくる力になります」と入党を呼びかけました。
演説会では、小池氏のほか、藤田、佐藤両都議候補と香西かつ介(東京3区)、青山コウヘイ(東京4区)両衆院議員候補、かち佳代子都議が訴えました。
(「しんぶん赤旗」2016年9月19日付より)