東京都議会豊洲市場移転問題特別委員会の日本共産党など5会派の委員は10月28日、委員会を早期に開会するよう山崎一輝委員長(自民党)に申し入れました。
申し入れたのは日本共産党の曽根はじめ、かち佳代子、尾崎あや子、都議会民進党の中村洋、酒井大史、民進党都議団の田中朝子、かがやけの両角穣、生活者ネットの小松久子の8氏。
同委員会は豊洲新市場(江東区)で土壌汚染対策の盛り土が行われていなかった問題などを調査するため、10月13日の都議会本会議で設置されましたが、役員互選以降、開かれていません。
申し入れでは、小池百合子知事が新市場の開場延期を決めて以降、盛り土問題や、新市場の地下水から基準を超える有害物質が検出され、市場業者の不安が募っていることなどを挙げ、「早急に豊洲市場移転問題の議論を進めていかねばならない」と求めています。
(「しんぶん赤旗」2016年11月1日付より)